こちらでは、WiMAX2+の『HOME L01s』の速度が遅くなる原因と、その対処法を紹介しています。
WiMAX2+の『Speed Wi-Fi HOME L01s』を使っているけど、「思ったよりも速度が遅い」「急に速度が遅くなった」ってなるとイライラするときありますよね。


これだけで、すんなり電波が元に戻ることがありますよ。
それでもダメなら、これから紹介するHOME L01sの速度が遅くなってる原因を見つけて、ネットを普通に利用できるようにするために対処していきましょう。
Speed Wi-Fi HOME L01sが遅い7つの原因と対処法
『Speed Wi-Fi HOME L01s』の速度が低下した・繋がらない原因は大きく7つあります。
- 1.自宅がWiMAXの通信エリアに対応していない
- 2.電波の弱い場所に置いている
- 3.ルーター周辺の環境による電波干渉
- 4.周波数を2.4GHzしか使っていない
- 5.速度制限を受けている(18時~翌2時)
- 6.利用機器の通信制が低い
- 7.ファームウェアを更新していない
それぞれについて詳しく解説していきますが、この一覧を見て、あなたが「これは自分に当てはまりそうだな」と思ったものから改善していってください。
1.自宅がWiMAXの通信エリアに入っていない
契約したばかりで考えられることが、自宅がWiMAX2+の通信エリアに対応してない場合です。
HOME L01sを契約するときに、WiMAX2+のピンポイントエリア判定で「〇」だった場合は問題ありませんが、「△」だと設置しても電波があるか微妙な地域になります。
「×」だと速度を改善することができないので、8日以内の初期契約解除を申し込みましょう。
「〇」又は「△」なら基地局が近くにあるはずなので、HOME L01sの設置場所などを変えることで速度を改善できる可能性が高いので、これから紹介する改善策も試してください。
2.電波の弱い場所に置いている
『Speed Wi-Fi HOME L01s』が遅い原因で、一番考えられるのが設置場所です。
WiMAX2+は対応エリア内でも、設置場所が悪かったり、周りに電波に干渉するようなものが置かれていたり、障害物があると電波が悪くなってしまいます。
ルーターの正面にあるランプが1~2個しか点灯してない場合は、設置位置を見直してみましょう。
電波の受信状況が悪い可能性があるので、ルーターを道路側や窓際に置くなど設置場所を色々変えてみて、速度の速い場所を探してください。
- マンションの場合…部屋の真ん中より、玄関や窓際に置く
- 一軒家の場合…道路側の部屋や2階なども試してみる
WiMAX2+は固定回線と違って、基地局から飛んでくる電波をキャッチしなくてはいけないので、電波を受信できるようにルーターをできるだけ外に近い場所に置いた方がいいですね。
3.ルーター周辺の環境による電波干渉
ルーターのランプが3~4個付いてる場合は、ルーターが電波を受信してる証拠です。
だから、この状態でHOME L01sが遅くなってる原因として考えられるものは、ルーターの近くに電子レンジや冷蔵庫などの家電製品、もしくは金属の棚の上に置いたりしてる場合です。
- 家電製品…HOME L01sと同じ周波数2.4GHzを使ってるので電波干渉を起こしやすい
- 金属や水の近く、密封された場所…電波が吸収・遮断されて届きにくくなる
これらのものから距離を話すことで、速度が改善される可能性がありますよ。


4.周波数を2.4GHzだけを利用してる
HOME L01sは周波数2.4GHz(ギガヘルツ)で20台、5GHzで20台まで使うことができます。
接続する端末が少なければ2.4GHzだけを利用するのが一般的ですが、2.4GHzは電波干渉が受けやすかったり、同時接続台数が多いと速度が遅くなることがあるんです。
周波数帯 | メリット | デメリット |
2.4GHz | 障害物を回り込んで遠くまで電波を飛ばせるから繋がりやすい。 | 同じ2.4Ghz周波数帯の家電製品が近くにあると、電波干渉を受けて速度低下が起こる。 |
5GHz | 他の機器との電波干渉がないので通信速度が安定。 | 電波が遠くまで届かない。壁や障害物が多いと繋がりにくい。 |
もし、あなたがHOME L01sを周波数2.4GHzだけを利用してて、速度が遅いと感じているのであれば、ルーターの裏面に記載されている5GHzに接続してみてください。
5.速度制限を受けている
もし、速度が遅いと感じるのが18~翌2時までの間なら、速度制限を受けている可能性があります。
HOME L01sを提供しているWiMAX2+の『ギガ放題プラン』は無制限で使えそうなイメージですが、実際は3日間10GBという制限があり、それを超えると速度制限がかかってしまうんです。
だから、日中はスムーズだったのに、夜に急に遅くなった場合は速度制限を疑いましょう。
速度制限の条件と解除されるまでの期間
WiMAX2+の速度制限の条件と解除までの期間は以下のようになります。
- 3日間10GBを超えた翌日18時~翌2時までの間
- 速度制限後の速度は1Mbps程度
- 過去3日間の合計が10GB以下になったら制限解除
スマホの速度制限のように月末まで128kbpsと遅くなるわけではなく、速度は遅いけどサイト閲覧やTwitter、YouTubeなどは普通に使えるので気付きにくいかもしれませんね。
3日間の合計が10GB以下になれば速度制限が解除されるので、数日だけ大量にデータを使用する高画質動画やオンラインゲームなどを利用するのを抑えれば、速度も改善されますよ。
3日間10GBでどんなことができるのか詳しく知りたい方は、こちらの記事でサイト閲覧回数や動画配信サービスの視聴時間を紹介しているのでご覧ください。
>>>3日間10GBってどのくらい?WiMAX2+の通信制限を徹底解説!
6.利用機器の通信性能が低い
もし、あなたが古いパソコンやスマホを使っているなら、HOME L01sの通信速度が遅いわけでなく、端末側に負荷がかかり過ぎているのが原因になっていることが考えられます。
数年前に購入した安いパソコン、LANケーブルを利用していたり、4~5年前に買ったスマホを今でも利用している場合は買い替えを検討した方がいいですね。
特にLANケーブルは壊れることが少ないので、古い規格のものを使ってるならすぐに買い替えましょう。
7.ファームウェアを更新していない
ファームウェアなんて言われても聞きなれない単語だと思いますが、簡単に説明するとルーターメーカーの新しいプログラムに更新してないことが原因で通信速度が遅くなることがあります。
スマホでも、アップデートとかよくされていますよね。
ファームウェアを最新の状態にすることで通信速度が改善されることもあるので、常に最新の状態にしておくために「自動アップデート」をオンにしておきましょう。
『Speed Wi-Fi HOME L01s』の設定ツールから「設定」→「オンラインアップデート」→「自動アップデート」の順番に選択していけば、自動アップデートの設定ができますよ。


HOME L01sの速度が改善しないなら早めにサポートに連絡
上記の原因を対処してみても速度が改善しない場合は、速めにサポートに連絡をしてください。
『Speed Wi-Fi HOME L01s』本体の初期不良の可能性があるので、そちらの確認してもらったり、8日以内なら違約金なしで初期契約解除できるのでエリア判定が「×」ならすぐに解約しましょう。
あと、WiMAX2+自体の通信障害が起きてる可能性もあります。
通信障害の確認→https://www.uqwimax.jp/information/maintenance/
こちらのチェックもしておいたほうがいいですね。
WiMAX2+『HOME L01s』を解約して光回線も検討しよう
WiMAX2+の『HOME L01s』は自宅で使うことを前提にしたホームルーターですが、回線工事をしてるわけじゃないので光回線のように安定して電波が届かない場合もあります。
もし、速度が遅いままだったら、いっそのこと解約して光回線に乗り換えることも検討してみてください。
初期契約解除期間を過ぎてた場合、違約金を払う必要が出てきますが、遅くて使えないルーターをイライラしながら使うよりも、思い切って光回線に乗り換えた方がスッキリしますよ。
HOME L01sが遅くなったときの対処法まとめ
最後に、『Speed Wi-Fi HOME L01s』が遅くなったときの対処法をまとめておきますね。
- ルーターの再起動と電源の抜き差しをする
- ルーターを窓際に置いて、電波を受信しやすくする
- 家電製品や大きな金属の近くにルーターを置かない
- 周波数2.4GHzだけでなく5GHzも使う
- 速度制限がかかっている場合はとにかく待つ
- 利用機器が古くないかチェック
- ファームウェアを更新する
HOME L01sの速度が遅くなってインターネットが使えないほど遅くなるとイライラすることもあると思いますが、まずは上記の対処法を試してみてください。
意外とあっさり速度が改善してスムーズに使えるようになりますよ。


以上、『Speed Wi-Fi HOME L01s』が遅いときの解決方法になります。
あなたがこれからHOME L01sを利用しようと思って、速度が遅いのか調べていたのなら、こちらの記事で実際に利用している方からアンケートを取ったので参考にしてください。