WiMAX(WiMAX2+)を契約するときに、クレードルを一緒に購入する選択がでてくるけど、「正直、クレードルって必要なの?」「そもそもクレードルって何?」って迷いませんか?
初めてWiMAXを使う方にとっては、用意しておいた方が良さそうに思いますよね。


この記事では、クレードルを買わなくていい理由とクレードルが必要な場合について説明していきます。
あなたに必要かどうか確認したい方はチェックしてください。
そもそもクレードルとは?
そもそもクレードルがどんなものかというと、
- WiMAX端末を置くための台
- 充電スタンドとしても使える
- 有線LANケーブルをつなげれる
といったことができる台のことです。
クレードルに置くだけで充電できるとか、通信が少し安定する、無線対応してないパソコンを有線LANでインターネットに繋げれるとかメリットもありますが、そこまで必要あるようには感じないですよね。
当サイトはクレードル不要派ですが、クレードルのメリットについても解説しておきます。
置き場所が決まることで充電のし忘れがなくなる
WiMAXを普段から使っていると、どっかにポンッと置いておくせいで充電をし忘れてしまったり、WiMAX端末をどこに置いたか分からなくなるってことがあります。

だけど、クレードルがあれば置く場所が決まっているから、家の中で失くす心配はないし、置くだけで充電できるから、充電をし忘れて使えなかった…ってことになりにくいです。
物をなくしやすい人や充電し忘れが気になる人にはいいですね。
有線LAN接続でパソコンにつないだり、無線LANに変更できる
クレードルには有線LANをつなげれるから、WiMAXをパソコンに直接つなぐことができます。


それよりも、自宅やホテルなどの光回線やADSLの有線LANをWiMAXのクレードルにつなぐことでWi-Fi環境を作れることの方が便利です。
ちょっと古いビジネスホテルだと、有線LANしかなくてスマホを快適に使えなかったりしますよね?
でも、クレードルを有線LANにつなぐことで、簡単にWi-Fi環境を作れるから、ホテルで仕事をしたり、スマホを使って動画をサクサク見れるようになりますよ。

また、自宅でWi-Fiのないルーターを使っている場合、クレードルがあれば新しくWi-Fi対応ルーターを購入したり、プロバイダからレンタルする必要もなくなってきます。
それでも、クレードルがいらないと思った4つの理由
メリットも確かにあるんですが、クレードルが必要ないなと思う理由は4つ。
- クレードルがなくても充電できる
- 有線LANを使うことが滅多にない
- 必要になったら、あとで買うことができる
- 購入にお金がかかる
それぞれについて、もう少し詳しく解説していきますね。
理由1.クレードルがなくても充電できる
WiMAXを契約すると本体と一緒に充電ケーブルも一緒についてきます。
そのケーブルをあなたがiphoneなどのスマホやタブレットをもっているなら、充電器として使っているACアダプターにつなぐことで充電できるんです。
ACアダプターはこんな機器

スマホを使っている方ならほとんどの人が持っているはず。
なかったとしても、Amazonや楽天や家電量販店で数百円で買うこともできます。
理由2.有線LANを使うことが滅多にない
クレードルのメリットとして有線LANを使えることを解説しましたが、最近のパソコンはWi-Fi対応されているので、よっぽど古いパソコンを使っていない限りは使うことがありません。
また、ホテルもWi-Fiが使えるようになってきているし、家の固定回線にWiMAXのクレードルを使うとしたら力不足なので、家中にWi-FIを飛ばすことは難しいですね。
WiMAXは持ち運びがメインで、有線ケーブルを使うことはないはずです。
理由3.必要になったら、あとで買うことができる
もし、WiMAXを契約した後に「クレードルやっぱ必要だったな」と思ったら、UQアクセサリーショップやAmazonで購入することができるので安心してください。
最初の選択で手に入れれなくなるなら迷うけど、あとでも買えるなら心配ないですよね。
理由4.クレードルの購入にお金がかかる
クレードルの購入には、本体3,000~4,000円+j純正ACアダプター代で約5,000円はかかってしまいます。


プロバイダのキャッシュバックを利用するとしても、クレードルの料金が引かれてしまいます。
例えば、GMOとくとくBBのキャッシュバックを利用するなら
クレードルなしだと32,300円なのが、クレードルを希望すると29,300円のキャッシュバックになります。
キャッシュバックの金額は時期によって変わりますが、クレードルを希望すると本体代の3,000円前後は減ってしまうので、「クレードルが必要だ!」って人以外は本体だけの契約で十分です。
WiMAX利用者のクレードル利用方法の調査結果
UQコミュニケーションズが公式アカウントで、クレードルについてアンケートを取った結果がこちら。
【アンケートのお願い】#WiMAX ルーターのクレードル(充電台)ご利用方法についてお聞かせ下さい。
クレードルはどのように使っていますか??
今後の製品開発の為、率直な回答をお願いします!— UQ、だぞっ (@UQ_WiMAX) 2017年2月24日
クレードルを利用してない人が43%、利用している方の26%は充電のみ、有線LAN接続のために使っている方が31%ということが分かります。
有線LAN接続をするかどうかが、分かれ目になりそうですね。
ただし、『WXシリーズ』を自宅で使うなら持っておいて損はない
ここまで、「クレードルはほとんど必要ない!」と伝えてきましたが、あなたが選ぶ機種が『WX04』『WX05』などの『WXシリーズ』を利用する予定なら、持っていても損はありません。
というのも、『WXシリーズ』のクレードルはW05のクレードルと違って、「Wウイングアンテナ」という電波をキャッチしやすくする機能が搭載されています。
自宅にインターネット回線があるなら、これも必要ありません。
しかし、あなたが一人暮らしで自宅と外兼用で使いたいのであれば、WXシリーズのクレードルはかなり優秀なので、おすすめですよ。
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WiMAXのクレードルが必要な人・必要ではない人
最後にWiMAXのクレードルが必要な人と必要ない人をまとめておきます。
クレードルが必要な方
- 端末の充電忘れや、家の中で物を失くしやすい方
- 通信を安定させるために有線LAN接続もしたい方
- 自宅の固定回線(光・ADSL)でWi-Fiを使えない方
- 機種は『WXシリーズ』を選択する予定の方
- よく使う出張先のホテルが有線LANしかない方
上記のような方は、クレードルがあった方が便利になります。
クレードルが必要ない方
- WiMAXの費用を節約したい方
- 有線LANを利用する予定がない方
- 自宅にWi-Fi環境が整っている方
このような方は、わざわざクレードルを買う必要はないですね。
まとめ:クレードルは基本的に必要ない
クレードルが必要かどうかは人によりますが、基本的に必要ありません。
WiMAXは持ち運ぶことを前提で利用するし、有線LANケーブルでしか使えない古いパソコンを外で利用することは考えにくいので、よっぽど忘れ物が激しい方以外は不要ですね。


WiMAXを利用するときは「クレードルの有無」よりも、販売代理店(プロバイダ)選びの方が重要です。
同じサービス内容なのに、プロバイダによって月額料金やキャッシュバックのキャンペーンなどが変わるため、適当に選んでしまうと損する可能性があります。
知らずに無駄なお金を払わないようにしてくださいね。