WiMAX2+を利用していると、「WiMAX2+の電波が弱い(悪い)!全然繋がんない…」「アンテナが全然立ってない」というときがあって、困ることありませんか?
対応エリア内なのに電波が悪い、使いたいときに使えないとイライラしますよね。


あなたが電波の悪さに悩んでいるなら、こちらで紹介する解決方法を試してください。
すぐにできる改善方法から、ちょっと手間はかかるけど快適にネット接続する方法を紹介するので、それらの方法を試してWiMAX2+の電波を改善しましょう。
自宅でWiMAX2+の電波が弱いときに試したい3つの改善策
自宅でWiMAX2+の電波が弱いときに、最初に試したいのが以下の3つです。
- 1.ルーターの置き場所を変える
- 2.専用クレードルを利用する
- 3.自作アンテナで受信感度をよくする
WiMAX2+のモバイルwifiルーターは、基本的に外に持ち運ぶことが前提で作られているので、自宅の環境によっては電波が届きにくい状況になってることもあります。
かといって諦めるのではなく、まずはこれらのことを試してみてください。
1.ルーターを窓際に置く
もっとも簡単に電波を強くする方法は、窓際にモバイルルーターを置くことです。
WiMAX2+の電波は2.5GHz(ギガヘルツ)という、「高速通信」だけど「直進性」な周波数を利用しているため、分厚い壁や高層ビルなどの障害物があると電波が遮断されやすい特徴があります。
そのため、自宅の中でも置く場所によって電波の入りやすさが変わるんです。
もし、あなたがルーターを利用機器(スマホやパソコン、ゲーム機など)の近くに置いた方が、電波が良くなると勘違いしていたなら、ルーターを窓の近くで置き場所を変えてみてください。
障害物が減って、電波を受信しやすくなりますよ。
また、近くに電子レンジや冷蔵庫などがあると、電波干渉を起こして繋がりにくくなるから、その点にも注意した置き場所を見つけてくださいね。


ちなみに、戸建ての場合は1階よりも2階の方が電波がいい場合もあります。
メインで使うのが1階だとしても、基地局との位置関係や、あなたの住む場所が住宅街で周りを囲まれているなら、2階の窓際に置くだけで改善しやすくなりますよ。
2.専用クレードルを利用してみる
あなたが利用している端末が、WX04などの『WXシリーズ』ならクレードルを使ってみてください。
クレードルは、主に充電台として利用するものですが、『WXシリーズ』にはWウイングアンテナという、電波をキャッチしやすくする機能内蔵で、室内でも電波を入りやすくしてくれます。
これを利用するかしないかで、アンテナの数が変わってきますよ。
残念ながら『Wシリーズ』のクレードルには、このような機能はないので他の方法を試しましょう。
3.自作アンテナで電波を受信しやすくする
推奨できる方法ではありませんが、パラボラアンテナを自作する…という方法もあります。
パラボラアンテナ(リフレクター)というのは、凹状の受け皿で電波を反射させて一点に集中させる仕組みのことで、その焦点の位置にWiMAX端末を置くことで電波を強化してくれます。

(参照:パラボラアンテナの仕組み)
戸建ての家とかにアンテナがついてるのと同じですね。
これと似たようなものを100円ショップで売っている、ステンレスボウルとボウルを立てるためのスタンドで自作するだけで、電波状況が改善されるようになります。
WiMAXパラボラ作ったらマジで速度4倍になった。 pic.twitter.com/W00JLF8WgB
— ㅤ (@N0VlTA) 2014年4月12日
自作パラボラアンテナ、ダサいけど通信速度がめっちゃ速くなった!!!!!
これはすごい😍
ストレスフリー✌️🐥💕 pic.twitter.com/xGqkRRBpP6
— アヤ🎄 (@hiroitori) 2018年8月1日
一人暮らしで自宅と外兼用でWiMAX2+を契約したのに、自宅で電波が悪くてネットも動画も見れない…なんて困っていたら、上記の3つの改善策を試してみてください。
ビックリするほど、電波が改善されることがありますよ。
一時的に改善したいなら「ハイスピードプラスエリアモード」
自宅で電波が悪くなったのではなく、地下や田舎、WiMAX2+の対応エリア外で、一時的にネットを利用したいときは「ハイスピードプラスエリアモード(HS+)」を利用しましょう。
このモードを利用すれば、「au 4G LTE」というauのLTE通信を利用することができます。
そのため、「ハイスピードモード(HS)」で電波がない場所でも、端末の設定から「ハイスピードプラスエリア」に切り替えることで、よっぽど田舎じゃない限り電波が入るようになりますよ。
「ハイスピードプラスエリア」の注意点
- 3年契約じゃないと月1,005円の有料オプション
- 「ハイスピードプラスエリア」で月7GBを超えると速度制限
とても便利な機能ではありますが、このモードを利用するとLTE無料オプションが付いてない方は月額1,005円、ギガ放題でも月7GBを超えると速度制限にかかることです。
使い終わったあとに「ハイスピードモード」に戻すことを忘れないでください。
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WiMAX2+の電波が弱いと感じる原因をざっくりと解説
WiMAX2+の電波が弱いと感じる、そもそもの原因は周波数が関係してきます。
ドコモやKDDI、ソフトバンクなど携帯会社は800MHzや1.5GHzといった、低い帯域の周波数を使っているのに対し、WiMAXは2.5GHzという高い帯域の周波数を採用しています。
簡単にWiMAXの電波を説明すると、“まっすぐに高速で飛ぶ電波”です。
- メリット…外でも高速通信が可能
- デメリット…直進性の電波でビルや建物があると遮断されやすい
持ち運びできて外で使うことを前提に作られているため、自宅で利用するときは、窓がない部屋だったり、家の真ん中などに置くと電波をキャッチしにくくなります。
「WiMAX2+の電波が弱いときに試したい3つの改善策」でも紹介したように、自宅でWiMAX2+を利用するときは、窓際に置いて、家の中にも電波が入りやすいようにしましょうね。
ちなみに、「GMOのWiMAX電波悪い」「Broad WiMAX全然繋がらない…」なんてたまに見かけますが、WiMAX2+はプロバイダによって対応エリアも、速度にも全く差はありません。
WiMAXを運営しているのは、UQコミュニケーションズ株式会社で、それを各プロバイダが顧客を獲得するためにキャンペーンを駆使して集客しています。
サービス内容は変わらないので、WiMAX2+の契約はお得なプロバイダを選ぶといいですよ。


自宅利用が多いならルーター変更を検討
もし、あなたがWiMAX2+を利用するのが、外よりも自宅がメインならルーターを自宅でも電波を受信しやすい最新のルーターに変更するのも一つの手です。
ルーターを変えるだけで、アンテナ受信感度が全然変わってきますよ。
家でしか使わないならホームルーター
WiMAX2+を契約した理由が「光工事が面倒だから」で、自宅でインターネットが使えれば満足なら、コンセントに挿すだけで使える『HOME L01s』というホームルーターが販売されています。
モバイルwifiルーターと違って、持ち運びはできませんが、家の中でも電波が入りやすいように特化されたルーターで、工事不要&コンセントに挿すだけという手軽さで人気のある商品です。
2.5GHzと5GHzと周波数を切り替えることも可能で、外ではスマホで十分という方に向いています。
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家も外でも使いたいなら『NEXT WXシリーズ』
せっかくWiMAX2+を契約したなら、自宅と外の両方でも使える快適なネット環境を手に入れたいなら、電波をキャッチしやすいの機能搭載の『NEXT WX05』を選びましょう。
『WXシリーズ』には、ビームフォーミング機能という屋内での通信性能をアップさせる機能だけでなく、クレードルにはWウイングアンテナというアンテナが搭載されています。
そのおかげで、外からくる電波をしっかりキャッチし、室内に向かってwifiを十分飛ばしてくれるんです。
外で使うなら『Wシリーズ』の方が速度も速くておすすめですが、一人暮らしで自宅と外兼用で使い、スマホ料金も節約したい方には『WXシリーズ』が向いてますよ。
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機種変更期間まで待てないならプロバイダを乗り換えよう!
プロバイダの多くは20ヶ月ほどWiMAX2+を利用したら、無料で機種変更できる期間があります。
タイミングよく、無料期間が近ければいいのですが、まだまだ先なら、他社から乗り換えるときに掛かる違約金を負担してくれるプロバイダを乗り換えるのも一つの手です。
『Broad WiMAX』は他社から乗り換えてくれた方に、違約金としてかかる負担を上限19,000円まで負担してくれるので、機種変更まで待つ必要も無駄な違約金を払って解約する必要もありません。
Broad WiMAXのポイント
- 月額割引で毎月お得にWiMAXを利用できる
- 最新ルーターも無料で手に入る
- 他社乗り換えで最大19,000円まで負担
- 即日発送、店頭受け取りも可
「プロバイダを変えるのが面倒…」って思うかもしれませんが、
電波が悪いルーターを使い続けて、無駄なお金を払いながらイライラ過ごすか…。それとも、ちょっと手続きして、ネットがサクサク繋がり楽しめるようになるか…。
乗り換え負担がいつ終わるか分からないので、変更するなら早めに行っておきましょう。
Broad WiMAX月額割引キャンペーン:https://wimax-broad.jp/
Broad WiMAXについて、もっと詳しく知りたい方は、こちらの記事でメリットやデメリットまで、詳しく解説しているので納得できるまで確認してください。
>>>Broad WiMAXの評判は?契約前に知るべきメリット・デメリット
まとめ:まずは窓際にルーターを置いてみること
最後に、これまでの内容をまとめておきますね!
- まずはルーターを窓際に置いてみる
- WXシリーズを使っているならクレードルを活用
- パラボラアンテナを自作する
- 一時的に使いたいなら「ハイスピードプラスエリアモード」
- 根本的に改善したいならルーターに機種変更
WiMAX2+は、外で利用することメインのモバイルルーターなので、室内では電波が入りにくくなってしまいますが、置き場所を変えたり、端末を変えることで電波が安定することもあります。
まずは、ルーターを障害物のない窓際で電波のある位置を探してみてください。


もし、あなたがこれからWiMAX2+を利用して、自宅と外兼用で使いたいなら『WXシリーズ』を選びましょう。速度では『Wシリーズ』に劣りますが、自宅で電波が入りやすくなりますよ。